コミティア126レポート

 早朝、描きあがった漫画原稿を持ってコンビニに向かう助手くんと私。まだ太陽が出てきていないので、あたりは真っ暗。季節も11月後半ですから、とっても寒い中を2人はとぼとぼ歩きます。

「売れるかな?」「何部ずつ刷ろうか?」「前回来てくれた人、また買いに来てくれるかな?」なんて会話をしながら、橋を渡って右に曲がり、時間的には車なんて来ないけど、一応赤信号で止まる。ポケットからスマホを取り出す。3時50分。

 7時には『売り子』さんがアパートに来るので、それまでに印刷を済ませて家に帰り、4ページ分ずつ刷られたコピー紙を真ん中で折って重ねてホッチキス。いわゆる製本作業もしなくてはいけない。

 コミティア126。
 2018年11月25日。
 場所は、東京ビックサイト。

 コミティアというのは、自主制作漫画誌展示即売会のこと。オリジナル作品でしか参加できません。コミティアは、『創作物の発表の場』というイベントですので、あえて『同人誌』という言葉を使ってませんし、2次創作での参加も出来ません。
 また、逆に『オリジナル作品』であれば、漫画以外にも、イラスト、小説、評論、音楽、グッズ、ボードゲーム等の販売も出来ます。

 ピンポーン。

 呼び鈴が鳴って、『売り子』さんの到着を知る。『売り子』というのは、漫画執筆、印刷、製本で疲れ果てた助手くんと私に代わり、現地で販売をしてくれる人。前回のコミティア125の時と同じ人で、本が売れるたびに報告してくれます。

 今回のコミティア126でも同様で、売り子さんに5種類の新刊と前回の売れ残りの既刊を渡した瞬間に精魂尽き果てて爆睡していた私のスマホに、開催時間の午前11時を過ぎたあたりから、五月雨式に、メールで通知が入りはじめます。
「男の人が来て、新刊5冊売れました」
「前に来てくれた女の人が新刊5冊買ってくれました。差し入れにお菓子を頂いちゃいました!」
「新刊の中から、1冊だけ選んで買っていってくれた男の人が2人いました。」
「告知していたアニメ作品のDVDはないのですかって言われました。期待してくれていたみたいです。次回はちゃんと作りましょうね!」
 という感じに。

 私は昼過ぎになってようやく目を覚まし、夜食用に買っておいて、そのまま食べなかったカップラーメンのお湯をそそぎながら通知に目を通す。

 前回のコミティアが終わった後、「次回は自主制作アニメを作って、DVDを販売します」とか言って告知したのを思い出した。けど、結局忙しさにかまけてアニメ作品は完成しませんでした。

 私は、ピリ辛なのに異様に辛い『生もやしのパウチパック』が入ったカップラーメンをすすりながら、次回こそはと決意を新たにするのでした。

 現在時刻は午後2時40分。5種類の新刊は完売しましたが、既刊が少しずつ売れているという通知を受け取りながらこの文章を書いています。
 まだ、コミティア(5年以上前に参加したのを除いて)は2回目の参加。なのに、2回続けて買いに来てくれた人もいて、本当に嬉しい限りです。なるべく連続して定期的に参加する予定です。

■今回の反省点。
 今回の新刊は、『家猫日記』を4誌と『助手くん日記』という5種類の新刊でした。が、家猫日記の中に、実録ゆるゆる日常、古代史、神話などの内容がいっしょくたにばらばらと入れられています。そのため、タイトルだけでは内容が非常に分かりにくくなってしまっている。
 しかも、家猫日記はサブタイトルで「20180818(2018年08月18日)」という風に、制作年月日の数値だけ書いてある。これも単なる数字の羅列に見えて、1巻、2巻、となっていないせいでどれがどの続きなのか非常に分かりにくい。

 というわけで次回は。『タイトルだけでもある程度内容が分かるようにする』、『登場人物が同じだとしても、読みきりにして1冊ずつで話を完結させる』というのを目標にしようと思います。
 あとはアニメ作品を、詰め合わせでもいいのでDVD作品として完遂させて販売する。

 感想は、サイト上部の『お問い合わせ』から、メールにて送ることができます。よろしくどうぞ。

 さて、売り子さんが戻ってきたら、回転寿司にでも行ってアフターと洒落こみます。生魚が苦手(じんましんが出ちゃう)なので、ポテトフライを食べに行きます。それにきつねうどんとプリンも。

 それでは、次回もよろしくおねがいします。