2019/06/07

『ハリウッドライヴス』から触発された案。

怪獣映画っぽいポスターの例。完成するかは気分次第。
『ハリウッドライヴス』というゲーム(?)を最近知ったので、プレイ動画をいくつか観ました。

プレイヤーはプロデューサーとなって、架空の映画のタイトルを落札し、役者を集めてタイトルに沿った映画のトレイラー(予告編)を作る。プロデューサー以外の人は役者としてゲームに参加する。

トレイラーはその場で実際に演じられる。実際にその場で演じるからゲーム名に『ライヴス』が付いている。作品賞や俳優賞、出資金などがルールに盛り込んであって、最終的に誰が一番かを決める。

*ネットで動画を探すと、トレイラーを見ることができます。ゲーム全体は数時間かけて行うわけですが、リハーサルや作戦会議にかける時間が短いので演じられるトレイラーは、まるで即興劇のよう。

これが 『ハリウッドライヴス』という遊び。


見ながら刺激を受けたのですが、これって絵や漫画でもできるんじゃないかと思った。架空のタイトルやジャンルを設定し、編集長役がそのタイトルを落札。漫画家役(もしくはデザイナー役)を雇って実際に描かせ、それを見せ合って評論・投票し合っていく。作品のカテゴリは漫画だったりポスターだったりと、その辺はセッションごとに変えれば良いと思うので小説で参加というのも可能になる。

作られる作品群は、絵、漫画、ポスター、カード(オリジナルトランプやオリジナルタロットカード、トレーディングカード)、小説、コラムなど。

演者は、編集長役、編集部員役、イラストレーター役、漫画家役、彩色役、原作役、小説家役、企画マン役、営業マン役など多岐にわたる。

本物のお金を使って、本当に出資をし、原稿料やデザイン料を支払った上、出来上がった作品群を電子書籍や同人誌にまとめて販売したら、新しいムーブメントが起こるんじゃないか、とも思った。

売り上げが出れば編集長に還元、作家役には印税を払う。編集長は売り上げを宣伝費や営業に回したりしてさらなる事業拡大を目論んでいく。

編集長役や作家役へのインタビュー、作品の感想やあとがき。読者からのお題などを設ければ、読者参加型になってムーブメントも広がっていくはず。

と、これなら絵を描いたり漫画を描いたりしか能がない私でも参加できるなー、って思った。それに、どんなオーダーからどんな創作作品が作られるか、つまり過程(こういうのはなかなか見れる機会が少ない。漫画で言ったら打ち合わせやネーム)も見れるので面白そうだと思った次第であります。

原稿執筆にどうしても原稿料が必要なので、まず出資者が必要だったりするのがネックかも。なので最初のうちは同好会的に小さく始めてどこかのタイミングでクラウドファンディングしてみるとか。

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